興味のあることには片っ端から首を突っ込むあやばず。
今回、あやばずが松坂もめんにハマったきっかけと言っても過言ではない
「松坂もめんの着物で巡る、日本橋ツアー」についてレポします!
Contents
イベント参加のきっかけ
8月の三重の旅で、頻繁にキーワードとして出てくる松坂もめんが気になってしょうがなかったあやばず。
着付けを習い始めたこともあり、お着物の産地や歴史にも興味があったのでその際も
松坂もめん手織りセンターで機織り体験をしてみたかったのですが
タイミングが合わず叶わず。
そんな中、少しだけ立ち寄ったうつくしや|東村呉服店のオーナーの佳子さんが
「お着物好きなら来月東京で松坂もめんを着て日本橋散策するから来ーへん?」
とお声掛けくださったのです!
松坂もめん、着てみたい✨
ということで
三重から東京に来られる方々のツアーに
着物好きの友人と飛び入り参加させて頂きました♪
松坂もめんとは
松坂もめんとは、三重県松阪市の伝統工芸の1つで藍染めの生地に織られた様々な縦縞が特徴です。
江戸時代には「松坂縞」と呼ばれ庶民に大流行したそう。
細い縦縞は遠くから見ると無地に見え、倹約令で華美な着物を制限されていた江戸の庶民の心を掴んだのだとか。
日本橋で松坂ゆかりの地を巡る
佳子さんに着付けて頂き、いざ日本橋へ!
着物で日本橋、ちょっとドキドキ。
商業施設の間に佇む福徳の森、福徳神社

最初に訪れたのは福徳神社。
COREDO室町1、2という高層の商業施設の狭間に神社!
唐突でびっくりしましたが、土地再開発をした三井不動産が
1000年以上続く福徳神社の歴史や伝統を重んじて社殿を再建したのだそう。
松坂商人、伊勢商人は日本橋に多くの店舗を構え商いをしていたというので
きっと福徳神社にも訪れていたのでしょうね。
拝んどきます。

拝みました。
鳥居の前で写真撮影大会

着物ではない方も、洋服やバッグ、小物や雑貨など様々なところに
松坂もめんを取り入れていらっしゃいました。
和装と洋装で統一感が出るってなかなかないですよね。
皆さん素敵に着こなされていました♪
お着物勢揃い。
皆さん良い笑顔でお気に入りの1枚です♪
同じ縞柄と言えども縞の太さや色の濃淡の違いでどれも同じに見えない。
そして無地っぽくも見えるという松坂もめんの特徴がよくわかります。
撮影後は数名に分かれてグループ行動
この後は数人に分かれての行動となります。
今回、突如飛び入り参加させて頂いたのですが
皆さん話しかけて下さって、一緒に写真も撮って下さって
嬉しかったし本当に楽しかった!
三重出身でもないのに誰だよって感じだったと思いますが、、
ありがとうございました♪
⚠️事前に掲載OKか確認できなかったことと、顔を隠してしまうとせっかくの雰囲気や良い表情がもったいないなーと思いそのまま掲載させて頂いております。
もし掲載NGという方はすぐにお知らせください!
三重県のアンテナショップ、三重テラス
続いて福徳神社すぐ近くの三重テラスへ。

日本橋、室町の一等地の1階にございます。

お土産だけでなく、レストランカフェや2階にはイベントスペースもあるようです。
三重では完売してしまう地元で人気のスイーツも、意外とここでは買えてしまうかも?
COREDO室町1 日本橋案内所で歴史についてレクチャー
続いてCOREDE室町1、B1Fにある日本橋案内所へ。
巨大な地図があり、こちらの地図を元にヒーリングツアーの高岡先生による
講義が始まりました!
セミナー内容:「日本橋と松坂商人、松坂もめんの関わりとその歴史」
地図を見ながら、でしかも自分がその地に立っていると思うと
すごくリアルでめちゃめちゃ面白かった!
メモできなかったので再受講したい、、笑

日本橋の発展は松坂商人のおかげなんではないかという位
江戸時代には伊勢商人、松坂商人の「江戸店」が軒を連ねていたそう。
三越本店

講義を受けた後に見る三越本店は越後屋や三井高利を思い起こさせます。
会ったことないけど。
日本橋散策♪
COREDO室町1、フレーバーティーの「おちゃらか」

高岡先生の講義の後は、お隣にあるおちゃらかへ。

こちらは日本茶のフレーバーティーを扱っているお店で、
たくさんの種類のフレーバーが並んでいました!
日本茶ってこんなにいろんな香りを楽しめるんだ!とびっくり。


お茶にせずに煎じた茶葉をそのまま試食できたり、色々なフレーバーを試飲できます。
珍しいお店で丁寧に説明もして下さいますのでお土産にもぴったり!
ぜひ立ち寄ってみて下さい♪
千疋屋総本店 シャインマスカットパフェに舌鼓

続いて御一行は千疋屋へ。
目的は期間限定のシャインマスカットパフェ!
そのお値段2,400円。
もったいないおばけのあやばずですが、
パフェ好きの友人のおかげで高いパフェには実は食べ慣れていて、贅沢しました。

後で知ったのですが、千疋屋も江戸後期の創業だそうで歴史が長いのですね。
1834年(天保5年)なんだそう。
先に知ってたらもっと歴史を重んじて食べたのにな。

皆さんも
「せっかく三重から来て千疋屋本店まで来たんやからなー」
と味わっていました。
オープンしたばかりのコレド室町テラスへ着物で潜入!

パフェを味わった次は9/27にオープンしたばかりのコレド室町テラスへ。
オープンして2日目の日曜日でしたので、かなり混み合っていました。


トレンドなお店にも行ってみました。

こちらでも試飲。
めっちゃ観光しちゃってます。

コレドシリーズはどれも「日本橋」という立地を加味してか
和の要素がデザインに取り入れられていて、個人的にとても好き。
そのおかげか、松坂もめんの着物を着ていても浮かない。
それどころか
むしろ空間に溶け込んでいる!
インテリアやデザインのコンセプトやカラースキームを考える時、
その土地の歴史や文化まで深掘りするのであながち偶然ではないのかもしれません。

松坂もめんの縦縞発見♡
松坂もめんの良いとこ まとめ
松坂もめんの着物散策レポ、如何でしたでしょうか。
あやばずが今回松坂もめんのことを知り、体験してハマった理由を箇条書きにするとざっとこんな感じ。
- 木綿なので着物をカジュアルに着ることができる
- 汚れを気にしなくて良い!(洗濯機洗い可能)
- 名古屋帯も半幅帯も使える
- 粋である!(派手な色苦手なあやばずの超個人的意見笑)
- 全く同じではないのにお揃い感がある(双子コーデ的な?)
- 統一感があって写真映えしてとにかく楽しい♡
1項目ずつ熱く語りたいところですが長くなるのでまたの機会にします。
松坂もめんは着物業界のデニム♡
「そんな感覚で気軽に着てほしい」
と佳子さんがおっしゃっていたように、
カジュアルに着られる松坂もめんのような着物がもっと増えて
皆が洋服を選ぶように気軽に着物を着てお出掛けできるようになれば良いなー。
松坂もめんが気になった方は、ぜひうつくしや|東村呉服店へ♡