重機オペレーターの資格を取得した翌日、早速ボランティアに参加しました。
この記事では、実際に重機による作業体験をした様子をお届けします!
- 重機オペの資格を取得して、すぐに実践できるもの?
- 日本笑顔P重機隊の活動ってどんなもの?
- 女性でも作業できるの?
1つでも参考になれば幸いです。
Contents
日本笑顔プロジェクト ボランティア:重機実践編
重機ボランティア始動!
朝8時に浄光寺に集合、当日の天候や状況を確認。
土の状況に左右される排土作業は危険と隣り合わせなので、当日にしっかり確認し
依頼のある地域へ向かいます。

今回のメンバーは
- サカイさん
- ホンマさん
- シゲさん
- カンベちゃん(今春YouTuberデビュー!)
皆さん映寿さんの驚異の巻き込み力によって
いつの間にか笑顔P重機隊として活動することになったようです。(すごすぎる、、)
シゲさんは本職の重機オペレーター!
そして最年少カンベちゃんは大学を休学して地元小布施で復興支援をしています。
皆さん仕事がある中時間を作って農家を救う為、地域の復興の為に活動されており
もう私は感服しっ放しです。
寒い

町の農家さんを救うべく現場へ向かう重機とトラック。
かっこいい!
今回の作業は排土後に運搬された土のならし作業です。
恐らく、資格取得直後にボランティアに参加した私にご配慮頂いたのかと🙇♀️
現場へと後を追います。

山側の浄光寺から車で10分もかからない場所に排土先の土地がありました。

じゃん!
雪に覆われたなんだかよく分からない笑
元々畑だった土地のようです。
日本笑顔プロジェクト重機隊、始動!

作業開始です。

ビビりながら乗り込みます。
寒い

人の力じゃ抜けない柵も、バックホーのアームで一度持ち上げると
楽に外すことができます。
バックホーとはいわゆるショベルカーのことですが
穴ほを掘るだけではなく様々な活用方法があるんですね。
操縦席目線での重機作業

重機からの目線はこんな感じ。
結構高いですよね。
雪で見にくいですがこのポコポコしている小さな山が、千曲川の氾濫で残った大量の泥。
重機で排土作業を行い、泥が溜まってはこちらに運んでいたのです。
コブ山の数だけ日本笑顔P重機隊の地道な作業があったのですね。

小山をこのように

ググーッっと掘り

平らにしていきます。
(排土板でならすのが早いのですが練習も兼ねて)

なかなか平らにならない。
掘り過ぎたり、操作を間違えてスカしたり、アームを無駄にガコガコ言わせたり。
乗りこなせない馬に乗っているかのよう、、
まだまだ重機を手先のように動かすレベルには到達していません。
実践あるのみ!

そんな中慣れているメンバーはすごいスピードで進んでいきます。
寒い

お昼休憩 台風19号の被害について伺う
町の中心に戻りお昼を取ります。
皆さんから千曲川氾濫時の話を伺う中で、感じてきたこと。
今回は初参加の私に合わせて下さり作業現場は被災したりんご畑ではなかったのですが
このまま被災した現場を見ないで安全な現場で作業するだけで終わっていいのか、、?
と思い始めました。
来たからには、話を聞くだけじゃなく自分の目でしっかり見たい。
そう思い、酒井さんに「被災地の現場を見たい」と伝えたところ、
「今日の作業は早く終わりそうだから、見て回ろう」
と案内頂けることに。
氾濫エリアに足を運びましたが、衝撃を受けました。
自分の目で見たものを少しでも知って頂きたいと思い、別記事にしています。
(当時の写真、SNS上に投稿された当時のニュースや動画をアップしておりますので不快に思われる方は閲覧をお控え下さい)
サカイさんの購入したダンプカー
なんと災害支援の為に自費でダンプカーを購入されており
ちょうど納車の日だったのです。
ダンプカーを購入するってすごくないですか、、?
地域を救いたいという思い、本気度を改めて感じた瞬間でした。
それと同時に、何故地域の個人の方が被災地の作業をする為に自費を払わなければならないのか。
国や自治体はどうして動いてくれないのか、と疑問を感じました。
こんな時の為に私達は国や自治体に税金を納めているのではないでしょうか?
現場作業(後半)
現場に戻ると、、、
被災地を見ずに作業に戻っていた2人のパワーで作業がほぼ終わっていました。
(重機オペが本業の重さん、さすがです!)

ということで後半はバギー兄さんも登場し、バギー君の試乗をしました。
最後は重機を集めて皆でパシャリ。作業終了となりました。
(作業終了後はトラックへの重機の積み出し、運搬とまた時間はかかるのです。)
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は私が免許取得直後でのボランティア参加だった為、被災現場での作業ではなく危険のほぼない敷地での作業でした。
(配慮頂きありがとうございました)
実際の現場は農家さんのリンゴ畑や住宅なので、樹木や建物など障害物がたくさんあります。
免許取り立ての私が現場で作業するとなると、恐らく樹木を傷付けたり、事故を起こす危険がたくさんあったと思います。
免許を取ってすぐに現場で役に立てるわけではないのですね。
災害時に役立つ位にスキルを身に付けるには、
とにかくたくさん重機に乗り、実際に動かすこと!
力を必要としない為男女の差はありません。
実践あるのみです。
そうするうちに、頭で考えなくても
自分の手足のように動かすことができるようになります。
せっかく取得した重機オペの免許ですのでボランティアと実践を兼ねて
そしてnuovo構想の実現の為にも今後も小布施に足を運ぼうと思います。
日本笑顔プロジェクトの皆様、本当にありがとうございました!
日本笑顔プロジェクト、YouTube始めました!
最年少カンベちゃんを中心に災害ボランティアとして身に付けた知識や重機の扱い方など楽しく紹介しています。
こちらを観ると重機ボランティアの実際の作業が良く分かると思います!
役立つ情報満載で、カンベちゃんの天然が炸裂していて面白いです。笑
ぜひぜひご覧下さい♪